信じられない張り方
先日、入会しているスポーツクラブで発見した
あり得ない張りを紹介します。
ラケットの持ち主曰く、都内では知名度の高い
某ラケットシップに張替えを依頼したとの事。
その画像がこちら ↓
パッと見、違和感を覚えないでしょうか?
問題は横糸にあります。
シャフト側、トップ側共に横糸が少ないんです。
シャフト側は2本
トップ側は1本(ガットが通ってないグロメットが見えますか?)
横糸が18本しかありません!
調べたところ、本来は21本であるべきでした。
しかも縦糸の結びが、本来1本しか通らない箇所で結ばれてます。
(中央から9つ目、本来は8つ目で結ばれるべき)
9つ目のグロメットを無理矢理広げたような形跡もあり、
ヒビ入ったらどうするんじゃ!って思いました。
この画像、パッと見、縦長になってるように見えます。
実際はその逆で、横に広がっています。
ラケット4隅にかかっている負荷は相当なものだったでしょう。
持ち主曰く、テンションは低めにしたとの事でしたが、
よく折れなかったもんです...(冷や汗)
大袈裟な対応だったかもですが、事情を説明しその場で
ハサミにてカットしました。
あまりに酷いと思ったので、私から張らせて欲しいと懇願しちゃいました。