TRICKSTER

西東京市でバドミントンしてます。

信じられない張り方(パート2)

下の画僧をご覧ください。

ご近所のスポーツ用品店で張られたラケットです。

 

糸がフレーム上で5つのグロメットを通り越してます。

 

f:id:bad-west:20170511083155j:plain

 

ちょっとおかしくない(?)

とだけでも感じて頂けますでしょうか。 

 

状態として、 

縦糸の終わり(最も外側の縦糸)から、

なぜか(意味不明)本来なら横糸を結ぶ箇所に糸を這わせてます。

 

何が問題か

フレーム外側の糸には直接的にテンションをかけられません。

なので、どうしても若干のテンションロスが生じます。

5つもグロメットを飛ばすほど外側に糸を這わせたら、

そのテンションロスはかなり大きくなります。

 

更に、結びをする箇所もテンションロスが生じます。

 

技術的な問題もあると思うのですが、

結果的に、フレーム外側の糸~フレーム内の縦糸2本が

ボヨンボヨンに緩んでました。

 

ところが、反対側の縦糸は1本張りだった事や、

グロメットの飛ばしも結びも無かったのでしっかりと

テンションがかかってました。

 

縦糸片側はしっかりとテンションがかかっており、

反対側はほとんどテンションがかかってない状態です。

 

 このラケット、間違いなく歪んでいたでしょうし、

打球感やシャトルの飛びも不安定だったと思います。

 

また、24Pと比較的硬めに張り依頼をされたそうで、

よく折れなかったなと、改めて現代のラケットの強さに

驚かされました。